《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「しっ、信じらんないっ」



「どうして?

恋人役のレッスンをして
あげるのは約束だった
じゃないか」



「……それだって別に
あたしから頼んだんじゃないし」



だいたい玲斗のすることは
本当にめちゃくちゃで
イミがわかんない。



撮影が成功したら賭けは
あたしの勝ちで、そしたら
もう奴隷は放免にしなきゃ
いけないのに。



「ま、まさか………」



ふとあることを思いついて
ハッとする。



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