負けない!
「おい!キンタマ、お前顔色悪いぞ!」

三山は、甲高い声を出して大笑いした。

「ほな!皆行くで」

「・・・・・・・・・・・・」

「どないしてん!はよ行くで!」

「山ちゃん・・・・。」

「なんや?」

「やっぱり、閉じ込めはヤバイで」

「何ゆうてんねん!大丈夫やって、
ばれへんって!!」

「でも・・・やっぱり・・・
ゴメン、俺止めとくわ」

「やっぱ、ヤバイよな、僕も止めとくわ」

他の連中も、皆止めると言って、

教室に戻って行った。

残った、三山と私・・・・・

「あ~あ~三山君、1人ぼっちやな
誰も来てくれへんかったな」

少し、安心したように、三山に言った。


三山は、何も言わず、私を睨みつけ

教室に戻って行った。



三山にとって他の仲間が、初めて自分の

指示に従わなかったので、凄くプライドに

傷を負ったようだった。
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