If〜桜龍の彼等〜【完】
ルナが帰った後、俺はつまらないプライドを捨てユキの元へ向かった


「ユキ、ちょっといいか」


「どうしたんすか?」


「お前さ、ルナの事どう思う?」


「え?ルナさん?

いい人だと思いますけど…」


「そうじゃなくて…

好きか?」


「好きですよ、友達としてですけど」


ユキは真っすぐ俺の目を見て答えた


「そうか…

実はな、ユキとルナが一緒にいた所を見たんだよ」


「えっ…」


ユキは相当ビックリしているようだった



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