If〜桜龍の彼等〜【完】
「レン、大丈夫だから落ち着け」
「だってルナちゃん泣いてるじゃん」
「人間泣きたい時は泣けばいいんだよ。
いっぱい泣いたあとはまた元気になるんだから。
ルナちゃんもすぐ元気になるよ」
「何でだ?
何でマサタカはルナの事よくわかるんだよ?」
「タクト?」
「もう無理って何だよ…?
何でルナは泣いてるんだよ…?
わからねぇ…俺にはわからねぇよっ…」
タクトの声は何だか悲しそう…
そんな風にさせたかったわけじゃないのに…
何でこんな事になっちゃうんだろう…
「だってルナちゃん泣いてるじゃん」
「人間泣きたい時は泣けばいいんだよ。
いっぱい泣いたあとはまた元気になるんだから。
ルナちゃんもすぐ元気になるよ」
「何でだ?
何でマサタカはルナの事よくわかるんだよ?」
「タクト?」
「もう無理って何だよ…?
何でルナは泣いてるんだよ…?
わからねぇ…俺にはわからねぇよっ…」
タクトの声は何だか悲しそう…
そんな風にさせたかったわけじゃないのに…
何でこんな事になっちゃうんだろう…