続 私のメガネくん


羅威くんの家で私はいろんな話を聞いた。


あの人は羅威くんの元カノさんで、羅威くんが振ったんだってだけど、あの人は羅威くんが付き合った女の子みんなに嫌がらせしたようで、そのたんびに別れたらしい。


「だから、あかりのことがアイツに知れたら、アイツは何してくるか分かんねー、だから、別れようかって考えてたんだ…」

わか…れる?


「いや!いやだよ!?私羅威くん好きだもん!!」


私は羅威くんに抱きつく。


いや…別れたくない…。


「分かってるよ、さっきお前泣いてるの見て、俺と別れたらお前は笑わなくなりそうで怖くなった」


よかった…。


「羅威くん、私頑張るから大丈夫だよ、負けないから!」


「まぁお前なら大丈夫だな、天然だし」


「天然は関係ないもん!」


「そうか?結構関係あるかもよ?」


「意地悪…」

「知ってるくせに」


いつもの羅威くんだ…。


「あかり…」


羅威くんが近づいてきて、私たちはキスをした。


大丈夫、負けないから。


だって、私には羅威くんがいるもん♪



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