悪魔なキミと愛契約【番外編】
「関係ないだろう」
ムッカ~!!
「えーえー、そうですね。
仕事に関係のない事を聞いてどうもすいませんでした」
他の社員に聞こえないよう、課長の耳元で小声で言った。
課長は、片方の眉をグイっと上げ、体をそらした。
私は曲げていた腰を伸ばして、一回咳払い。
「今日、再チャレンジしますから」
「――はっ?」
課長の眉間に深く寄ったシワ。
「私、あんなことでくじけるような人間じゃないですから」
「………」
昨日、とことん落ち込んだんだから。
落ちる所まで落ちて、目が覚めたら大復活。
課長のような美しい人は、どこか欠点がなくちゃ不平等じゃん。
性格が悪いくらい何だってんだ。
人気のある課長を好きになったんだ。
どんなことだって受け止めてやるよ。
「私、言いましたよね?
他の女とは違うってこと、見せてやる。って」