俺様婚約者~お見合いからの始まり~
「気に入ったのなら…、もう一回、しようか…?」

耳に吐息をかけるように悠斗が低い声で囁いた。

「や、…だめ…」

またされたら身体がおかしくなっちゃうわ…。

先ほどの事を思い浮かべただけで、身体が熱くなってくる。

「…冗談だよ」

ふわりと笑いながらそう言うと悠斗は私にそっと触れてきた。








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