恋蛍~クリアブルーの風に吹かれて~
――亮介さ!
――なに言って……
――今の、亮介の声やたんね!
――な……里菜よー! 待ちなっさー! 外や危ねーらん!
『あったに(突然)、里菜が外に飛び出して行って』
――里菜よー!
『追いかけて捕まえたらさ、里菜、言ったんやっさ』
――今さ……聞こえたんやっさー。亮介ん声やたん……“ぐふりーさびら”(さようなら)って
――なに言ってるんだしよ。そんなわけ――
――わんにやぁ分かる。たーちゅー(双子)やっさーからさ……分かってしまうんやっさ……
『やっぱり、たーちゅーってのや通ずるもんがあんのかねぇ』
――亮介やぁ……もう……生きてねーらん
――なに……言って……なに言うんだばぁ!
――生きて……ねーらん
『かじふちが過ぎ去った翌朝やぁちゅらさん(きれい)な青空が広がっとった。里菜からん電話で目が覚めたやしが』
――ゆーしーねーしみ?(もしもし)悠真み? 今からさ、与那星浜に来りゆんみ?(来れる?)
――なんで、浜かね
――帰ぇーって来ちゃよ。亮介がさ、帰ぇーって来ちゃんだしよ
――あいっ! じんとーかね!(本当かね)
『やしが。帰ぇって来ちゃんやぁ、変わり果てた亮介やたん』
――……里菜……
――今朝さなんとなく浜にひさ(足)が向いたんやさ。来てみたらさ、亮介が帰ぇって来ちゃん。やしがね……けーたんなー(おかえり)って言ってもさぁ……
――里菜……
――いれーしてとらせねーらんやっさーや(返事してくれないんだよね)
――なに言って……
――今の、亮介の声やたんね!
――な……里菜よー! 待ちなっさー! 外や危ねーらん!
『あったに(突然)、里菜が外に飛び出して行って』
――里菜よー!
『追いかけて捕まえたらさ、里菜、言ったんやっさ』
――今さ……聞こえたんやっさー。亮介ん声やたん……“ぐふりーさびら”(さようなら)って
――なに言ってるんだしよ。そんなわけ――
――わんにやぁ分かる。たーちゅー(双子)やっさーからさ……分かってしまうんやっさ……
『やっぱり、たーちゅーってのや通ずるもんがあんのかねぇ』
――亮介やぁ……もう……生きてねーらん
――なに……言って……なに言うんだばぁ!
――生きて……ねーらん
『かじふちが過ぎ去った翌朝やぁちゅらさん(きれい)な青空が広がっとった。里菜からん電話で目が覚めたやしが』
――ゆーしーねーしみ?(もしもし)悠真み? 今からさ、与那星浜に来りゆんみ?(来れる?)
――なんで、浜かね
――帰ぇーって来ちゃよ。亮介がさ、帰ぇーって来ちゃんだしよ
――あいっ! じんとーかね!(本当かね)
『やしが。帰ぇって来ちゃんやぁ、変わり果てた亮介やたん』
――……里菜……
――今朝さなんとなく浜にひさ(足)が向いたんやさ。来てみたらさ、亮介が帰ぇって来ちゃん。やしがね……けーたんなー(おかえり)って言ってもさぁ……
――里菜……
――いれーしてとらせねーらんやっさーや(返事してくれないんだよね)