愛姫



「ノ、ノディア様・・・・」




「なんだ・・・・」




少し怠そうに返事を返すノディア。




掴まれた手が熱い。




「・・・な、何故私なんですか・・・・?」




疑問だったことが口からこぼれた。




「・・・さぁな・・・俺がお前に教える必要があるか?」




「・・・・ぃ・・・ぃえ・・・・」




教えてもらう必要はある気がしたけど、また遊びなんだろうなと感じたから止めた。




だってノディア様は奥さんが何人も作れるんだから。




悲しい。




すると、黙ったユアに気づいたノディアが振り返る。




「ユア、どうした。不服そうな顔をしているな」




「・・・そ・・・そんなこと・・・」




”ない”と言えなかった。



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