愛姫



部屋に戻ると誰もいなかった。




「・・・・」




ユアは窓から城下街を見た。




・・・・本当・・・・馬鹿・・・・。




・・・・・
・・・・
・・・
・・





次の日の朝、ユアは早朝からきらびやかなドレスにメイクをさせられた。




「・・・・・」




「・・・ユア様・・・?」




「・・・」




アロが話し掛けてもユアは振り向くだけ。




着飾ったユアはノディアのもとに連れていかれた。




「・・・ノディア様、おはようございます」




ノディアは見るからに不機嫌がわかった。




「・・・」




しかたがない。昨日あんな行動をしたのだから。




ノディアと一緒にノディアの両親と親戚のいる部屋に向かった。


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