先生と生徒


「おはよう♪」


朝起きたら和也の顔。


「おはよう…」


ちなみにお互い…裸。


昨日、何度か愛を確かめ合い、果てた。


そして今も和也に抱き締められているために肌と肌が直接あたり、お互いの体温が近くに感じられる。


「昨日のマキ可愛かったなーっ」


「…//うるっさい」


「♪照れちゃってっ」


「…和也の意地悪っ」


「よし!もっかいだっ」


「朝から何すんのよーっ?!」


部屋に響く私の声。


下腹部にくる痛みは昨日の出来事を物語る。

何度も何度も和也に愛された。
そして愛した。

だけど…その時、何度か浮かぶ先生の顔を消していった。
そして何度も和也にすがった。


何て酷い彼女なんだろう…

< 123 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop