先生と生徒
「まず、どこ行く?」
先程繋がれた手は繋がれたまま。
「うーん…
やっぱ、アトラクション?」
「マキ、好きなの?」
「嫌いじゃない♪」
「絶叫系は?」
「好き♪」
「…そこ、嫌いとか言うとこじゃないの?」
「…乙女じゃなくてごめんねっ」
「いんや?それでこそマキだと思う」
「どういうことよっ」
「そういうこーとっ!」
和也が不適に笑って"こっちで合ってる?"と尋ねてきた。
「合ってるんじゃない?」