先生と生徒

その後は何事もなくことは過ぎ、ホテルに帰っていった。


…眠る翔くんを連れた先生も一緒に。

実はホテルまで一緒だってことに気付いて、だから一緒にホテルまで来たのである。



「じゃあな、また学校で」


エレベーターに乗り込んで、先生が降りる姿を見つめながら、部屋へと急いだ。


「意外なところで先生に会っちゃったね」


「だよね…意外なこともあるもんだねー」

華とそんな話をしながら、部屋に着いた。


「華、何時にお風呂行く?」


「…♪」


耳を貸せとの合図に従って、華に耳を貸す。

"良と入るからその後でもいい?"

なんて爆弾発言。


「っな///」


「ってことで、マキもそうしなよっ」


「意味わかんないしっ!」


「いやいや、脱、処女も一緒にしたじゃん♪いいじゃんいいじゃんっ、一緒にお風呂、も♪」


「華っ、また?!」


「んもうっ!女は度胸っ」


その言葉を言い残し、部屋へと入って行った。

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