「変態とか言うなよ。
ってかさ、よくこんな机と椅子で勉強してたな~」

久しぶりに遭遇した机たちに、俺は興奮しきっていた



「ハチが成長しただけ。」



「けど~、あの頃の俺らって丁度良いサイズやったのに…。すっげー!!」



俺がはしゃぎまくっていると、
サオリは俺も気持ちを見透かすように言ってきた



「ルナは?」


サオリの方になんか向けないず、俺は小さな声を出した



「…東京行くんだってさ。」

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