タイヨウ?

「OK!」

「意味わかってんのか?」

「わ、わかってるよ!」
私は少し怒りながら言うとカズはまた笑って頭を撫でた



私にとって、こうやってる時間が何よりも幸せだった


街に出てば手をつないで、プリクラを撮って、夜は電話して


悩んだときは一緒に考えてくれた。
本当にこの人がいなかったら、私は悩みに殺されていたんだろうなってくらい
重要で、大切な人

きっと…ハチより好きだと思う。


そう思いたい。



それから私とカズはお互い受験とかと戦いながら2人の生活を過ごした


カズは志望の大学に合格

私は失敗…



若干ショックを受けながら次を目指そうと頑張っていたときだった


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