君と私とときどき君と
「いや・・・おひたしだけとお味噌汁だけで結構だから・・・。」
「えええ!?ありえません!じゃあ焼き魚は私がいただきますね!」
そういって沖田は実瑠の平皿から魚を取る。
「おい総司。魚はちゃんと食べさせろ。もったいねぇ。」
「えー、なんでですかぁ?」
「あまったれんじゃねぇ。あとから腹減ったっつってもなんもやんねぇぞ。」
土方は実瑠をにらむ。
実瑠は低血圧なのか、土方に睨み返す。
「朝からこんなに食べなくても、生きてはいけるから。」
そして実瑠はフンッとでもいうように土方から視線をそむける。
土方の額に青筋が浮かぶ。
「てめぇ・・・」
「いーじゃないですか、あとからお腹が減ったら自業自得ってもんですよ?それとも土方さん、桃山さんのこと心配してるんですか?」
「ちげぇよ、バカ!俺はただ、食べ物を粗末にするやつは嫌いなだけだ!」
「またまたぁ・・・。島原に行って出された料理にがっつかず、女の人にがっついてんのは誰ですかぁ?」
「え・・・土方ってそんな人だったんだ・・・なんか顔と性格一致しすぎでしょ。」
「てめぇらいい加減にしやがれ!」