ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「アオイだって、すぐにわたくしが欲しくなるはずよ」


言いながらアリエルはパイプ椅子に座ったオレの上にまたがるように座った。


「ね?今すぐ欲しいでしょ?」


「いらねぇよ」


「どうして?アオイったら恥ずかしがる事ないのよ?今すぐわたくしに熱いキスをして」


そう言ってアリエルは。


熱を帯びたハーフの透き通った目でオレを掴み。


グロスで光った唇を強くオレに押しつけた。


「ん…」


「やめろッ!!」


椅子から立ち上がるとアリエルは後ろからオレに抱きついた。


「やっぱりアオイはわたくしのモノよ」


「いい加減にしろッ!!」
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