Rose of blood
顔が分からないように、私とアイシャは共に上着に付いているフードを深く被った。
私の前を走るアイシャは、私のお腹を気遣いお腹に負担の掛からないくらいの速さで馬を走らせてくれている。
「アイシャッッ!!」
私はアイシャに向かって叫び、馬を止めた。
「どうしたの!?急いで逃げなきゃッッ!!」
「お願いがあるの。私はもう一度屋敷へ戻るから、アイシャはシエルたちにここの場所を知らせてほしいの」
「何言ってるの!?何故戻る必要があるの!?」
「アルファナさんがdarkmoonと繋がっていた証拠があるかもしれない」
「そうかもしれないけどッッ危険すぎるッッ!!お腹には子供もいるのよ!?」
私は腕に付けていたシエルからもらったブレスレットを外した。
アイシャに近づきそれを差し出した。
「……何?」
「これをシエルに見せれば疑われないと思うから」
私の前を走るアイシャは、私のお腹を気遣いお腹に負担の掛からないくらいの速さで馬を走らせてくれている。
「アイシャッッ!!」
私はアイシャに向かって叫び、馬を止めた。
「どうしたの!?急いで逃げなきゃッッ!!」
「お願いがあるの。私はもう一度屋敷へ戻るから、アイシャはシエルたちにここの場所を知らせてほしいの」
「何言ってるの!?何故戻る必要があるの!?」
「アルファナさんがdarkmoonと繋がっていた証拠があるかもしれない」
「そうかもしれないけどッッ危険すぎるッッ!!お腹には子供もいるのよ!?」
私は腕に付けていたシエルからもらったブレスレットを外した。
アイシャに近づきそれを差し出した。
「……何?」
「これをシエルに見せれば疑われないと思うから」