海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜




「で、鼻血出して、オメオメと帰って来たわけ?」

汐莉は呆れながら言ったのだが、どこか、声に凄みがあった。

「ま……ね。ともちゃん、恥ずかしい事、よく言えるね。キスしようとしたんだよ?」

浩二は、残してもらっていた花火をしながら、同じように花火をしている仁藤に言った。

「こーちん先輩、してればね。でも、鼻血出されちゃあ、笑うしかないし、ネタにもって…。」

仁藤はまた思い出し笑いを始めた。


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