オパール・オッドアイ

「漆黒の雌豹」
「小悪魔降臨」

それぞれお互いの水着姿にたいする感想を言ったらこんな言葉が出て来た。

「なんかるーちゃん凄い野生的な色気が…。
白い肌に黒い水着が艶めかしい。」

「あんたも何やねんその胸。
着痩せしすぎやろ。
下乳がエロいわ～。それで淡いピンクのフリルたっぷり水着をもってくるとことか小悪魔以外ないがな。」

「るーちゃん、なんか発言がおじさんっぽい。」

「あんたも対して変わらんやろ。」

「「…。」」

「まあ、ええわな！
さっさと海行こか。
はく君達があんたの水着姿、楽しみにして首長くしとるで！」

「楽しみにしてるのは海でしょ？」

「（ほんまに鈍いな～。
絶対水着の方が上やて。）
男心わかったりぃや…。」

「？」

結局るーちゃんに生暖かく微笑まれ頭を撫でられてしまった。

「せいちゃんはそのままがええのかもな～。」

「なんか馬鹿にされてる気がする。」

「可愛がってるだけやて～！」

《一方男性陣》

「姉ちゃん結局どんな水着にしたんだろう？」

「なんだ琥珀知っているんだと思ってたのに。」

「とりあえずスクール水着は阻止したけど…。」

「良いじゃんスク水～。
学校に通っていない聖歌にはかなりレアじゃない？」

「聖歌が着る水着ならなんでも最高に決まってるじゃないか！」

「そっか…。
（ごめん、姉ちゃん。
この人達スク水で良かったみたい。
俺、この人達のどちらかと兄弟にならなきゃいけないのかな？
ちょっとやだな～。
贅沢言いたくないけどせめて普通の感情を共有できる人が良いな…。）」