君のいない教室
――あれから。

どれ位の時間がたったのだろう…。

学校に行かなくちゃいけないのに、布団から出られない。

そして、携帯の受信箱を、開けられない…。


コンコンコンッ


心配になったのか、親が2階まで上がってきた。


「海?もう学校行く時間よー?早く起きなさい。」


僕は、無視した。

今、誰かと喋る気になれなかった。

だって、こんな顔見せられないだろ…。


コンコンコンコンッ


さっきより扉を強く叩いてる様子がわかった。


「海!早く起きて、下に降りて来なさい!友達が待ってるわよ!?」


え…?

友達…?

誰の事だよ。



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