君のいない教室
僕は、のっそりと起き上がり、学校に行く支度をした。


友達…。

僕は、いつも1人で学校に行っている。

なのに…

一体、誰が僕の家を訪ねたのだろう…?


下へ行って、玄関を開けると…

そこには、ついこの間、愛し合っていた人物がいた。


…みら先輩だった。


「…海君。昨日は…ごめんなさい。ちょっと言い過ぎたかなと思って…。」


僕には、堪えられない状況だった。

今、みら先輩に会ってしまったら、きっと抱きしめてしまう。

っていうか、もう既に抱きしめている。

もう彼女じゃないのに…。


「…海君っ?」


みら先輩も、少し戸惑っていた。


ごめん。

彼女じゃないのに、抱きしめてごめん。


愛してるよ…。




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