。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。
おかっ……犯される―――!?
あ、あたし何やらかしたんだよ―――!!
戒はふわっと欠伸を漏らして、布団から足を出してベッドを降り立とうとした。
「ま、待って!こ、ここはどこ??」
あたしは戒の腕を両手で掴むと勢い込んだ。
だけど―――戒のむき出しの腕の体温が直にあたしの手のひらに伝わってきて、それが生々しくて思わず慌てて手を離した。
「お前、ほんっとに覚えてねぇのな。ここは都内のラブホだよ。おめぇが入るって強引に俺を連れてきたんじゃねぇか」
戒が呆れて頭を掻くと、枕元にあるタバコの箱に手を伸ばした。
あ、あたしが―――!?強引に連れ込んだ!!
「おまけに俺の服強引に脱がしたのもお前だぜ?女に襲われるなんざ、初めてだぜ」
あ、あたしが脱がしたーーー!!?
戒はタバコに火をつけて、
「響輔があれほど止めた理由が今になってようやく分かったよ」
と深々とため息と共に煙を吐き出す。
くらっ
あたしは自分のしでかしたことに眩暈を感じて、枕に逆戻り。
ありえないっつーーーの!!自分!!