。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。


「もうお前外で酒飲むな。っつうか他の男の前で飲むな」


戒がタバコの火を消してあたしを覗き込んできた。


ギシッ


ベッドが軋む音がして戒があたしの顔の横に手を付く。


「……え……うん…」


何とか返事はしたけど、上半身裸の(下は履いてるのかどうか分かんねぇ)戒があたしに覆いかぶさってきた。


わ、わわっ!


無駄に色っぽい戒を直視できなくて、あたしは慌てて布団を引き上げた。


って言うかこの状況マズイ!!


あたしは下着だし、ほとんど裸の戒と同じベッドで一つ……


ぅぎゃ!


考えただけで、顔から火が出そうだ。


そんなあたしの頭を戒はぽんぽんと軽く叩いて、


「昨日はあんなに積極的だったのに、どーしたの?♪」なんて意地悪く聞いてくる。


「せ、積極的ってあたしホントに何したの?」


布団をちょっと引き下げて恐る恐る聞いてみた。


「なぁんにも覚えてないんだ♪」


戒は意味深に、にやりと笑ってあたしのおでこにチューすると、今度こそ起き上がった。


「ま、たまにはああゆう朔羅もいいけどな~」


なんて言って、伸びをするとベッドを降り立った。







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