。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。


「え~?違うよぉ」


あたしが口を尖らせると、戒とキョウスケは二人揃って顔を見合わせ、戒は口元を覆っておずおずと言った。


「お、おまっ…もしかして琢磨さんの…娘!?」





「んなわけねぇだろ!これはうちの親父だ!!」





あたしが怒鳴ると、二人はまたも顔を見合わせ、


「「え、えぇ~~~!?」」


と声を上げた。


「だ、だってあいつとクリソツ…」


戒があわあわと言って写真を覗き込み、


「まぁ確かに良く似てますけど、髪型とか違うし……あ、これ龍崎会長の若いときの写真じゃないですか?」


と別の写真をキョウスケが指差した。


「まぁ似てるっていやぁ似てるよなぁ。叔父貴と親父は遠縁だし」


「それにしても似すぎ!こわっ!!」


怖い言うな!あたしはそう怒鳴って思わず戒にチョップをかました。


戒は頭を押さえながら、


「でも…へぇ…お前は、ファザコンだったわけだ」


とどこか納得したように顎に手を当てている。


「ファ、ファザコンーーー!!?」


キョウスケがその隣でくすくす笑って、


「そうみたいですね。こうまで似てたらいい訳もできないですよね」


キョ、キョウスケまでーーー!!



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