軽業師は新撰組隊士!



―――――…



それから数日。


「―――え?」



今日は隊務が無いからと、この時代が、新撰組がこれからどうなるかを克に教えてもらおうとした楓だが、


「だから、無理じゃと言うておる。」


返ってきたのは拒否する言葉。


「な、なんで!?」


「おぬしが、…楓が、未来から来ておるイレギュラーだからじゃ。」


(イレギュラーだったら…、聞いちゃダメなの?)


何故、と
それしか考えられない。


「どうしても…?」


縋るようにたずねるも


「ダメじゃ。」


一刀両断された。

克は昔から頑固だった。
娘である楓は、人一倍そのことを知っている。


(ダメか…。)


だから、これ以上頼みこんでも無駄だと理解した。



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