
- 作品番号
- 590841
- 最終更新
- 2019/08/08
- 総文字数
- 70,120
- ページ数
- 210ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 109,154
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
青春・友情23位(2011/10/18)
無口な彼女に惹かれた
自分と外見は似てるのに
全然違ってた
それでも気になって
彼女の真実を知って
俺は誰よりも
誰からも彼女を
護っていきたい
そう、思った
.
25個のレビューと沢山の感想有り難うございます。表紙に書ききれなくなった為、纏めての御礼御了承下さい。
この作品のレビュー
これは、敗者が立ち上がるまでの物語です。
しっかりと練られた舞台&人物の設定、
小さな力で大きな力に挑むハラハラした展開。
ミステリー・サスペンス要素がとても強い物語ですが、
主人公が立ち上がったところで完結しています。
この小説の魅力は、
こんなにしっかり練られているのに、
まるで読者を突き放すように言葉が少ないところだと思います。
同じページを何度も読んだり、
登場した曲を聴いて味わったり、
詩の部分の意味を想像したり、
画面で文字を追っている以外の時間にもこの作品のことを考えたりしていました。
おかげで読み終えるまでにずいぶん時間をかけてしまいましたが。
実はこの作品、
作者さまと縁あってお会いする機会に恵まれたのがきっかけで読み始めました。
無粋だとは思いつつ、解決編を書いてくれたらなぁと思わずにはいられません。
これからしばらく、この作品の続きについて考えてしまいそうです。
主人公尚輝は、とある事情からダブり、不登校を重ねる無気力な高校生。 ある日、いつも入るコンビニで出会った虐めを受ける少女と、フリーのジャーナリストがきっかけで、彼の止まった時間が動き出す………。 この物語の中には、いくつものストーリーとそれに繋がる布石があります。 一度では読み足らず、二度、三度読み返すことで、更にその謎は深まりました。 200頁では足りない、と思ってしまう展開と内容。物足りない、とても良い意味で。 『尚輝』という少年の気持ちの変化を綴るには良い終わりだと思います。 しかし……謎の布石を回収しきり、是非ともスッキリしたい。 シリーズを全部読みたいと決意させられる程に引き込まれました。 少年の、ひとつのスタートの物語の一部始終、青春ミステリーとその布石を回収しつつ、是非ご賞味あれ。
主人公尚輝は、とある事情からダブり、不登校を重ねる無気力な高校生。
ある日、いつも入るコンビニで出会った虐めを受ける少女と、フリーのジャーナリストがきっかけで、彼の止まった時間が動き出す………。
この物語の中には、いくつものストーリーとそれに繋がる布石があります。
一度では読み足らず、二度、三度読み返すことで、更にその謎は深まりました。
200頁では足りない、と思ってしまう展開と内容。物足りない、とても良い意味で。
『尚輝』という少年の気持ちの変化を綴るには良い終わりだと思います。
しかし……謎の布石を回収しきり、是非ともスッキリしたい。
シリーズを全部読みたいと決意させられる程に引き込まれました。
少年の、ひとつのスタートの物語の一部始終、青春ミステリーとその布石を回収しつつ、是非ご賞味あれ。
イジメを人がするのは―――
“人は人が好きで”
“人は人が嫌いだからだ”
物語に出てきた、この言葉がずっと頭から離れません。
あるトラブルをきっかけに不登校となり、世の中に対し絶望しか抱けなくなった主人公が、あるジャーナリストとの出会いにより少しずつ前を向いて歩き出せるようになるという物語です。
物語は様々な視点から描かれ、人それぞれの憎悪であったり、欲望であったりなどの汚い感情が、リアルに表現されています。
どんなにキレイゴトを並べても、この世界に強者と弱者となる者が存在していることは明らかで、弱者は強者に食い潰されることだって当然にある。しかし、そんな優しくない世界で、どうもがけば希望の光は見えてくるのか。この作品を通して、そんなことを考えさせられました。
とにかくたくさんの人に読んでいただきたい作品です。
素敵な作品をまことにありがとうございました☆
この作品の感想ノート
わあ!んわあ!烈火さん(≧∇≦)
ご無沙汰しております、こんばんは!如月から改名しまして瀬奈と申します♪
まずは、おかえりなさい!
たまにチラリぷろふ覗いてたりしたんですが、お見かけしなかったので、どこか違う場所で活動されてるのかなあと思っていたのです*
なのでまたお会い出来るなんて嬉しいですー!毎回何かやってくれる、烈火さんのエンターテイナーな所凄く好きなんですよー♪
ご丁寧にもノートにお知らせ下さってありがとう御座いました(*´ω`*)
ハロウィン復活祭ですね!了解致しました(`・ω・´)シャキーン
楽しみに待ってまーす♡
詩羅さん
遅くなりました。
しっかりとしたレビューと感想を頂けると、返事が難しいもんです。
この作品は今までで一番力が入った作品で、それだけに何度も迷いながら描いてました。
現代の問題である、いじめや不登校、権力者と弱者など。
遷崎のような男は僕の理想像ですね。あんな信念を貫く男は憧れます。
タイトルも終わり方を考えてつけ『白い世界の扉を開く』が裏テーマだったりします。
今、連載中の小学生暴走族もですが、こういうダークな方が向いてるのかもしれません。
詩羅さんを始め多くのレビューと感想に心から感謝します。
詩羅さんの作品も読めるようになったので、しっかり読ませて頂きますね(^-^)
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