高校四年生(ラジオドラマ化決定!)
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「もう終わったことにクドく訊いてきたからよ、宮根って刑事が左遷された途端来なくなったが。関わりたくねぇよ」
「ふぅん。あたしは教師も刑事も偉そうで大っ嫌いだけどね。あー何か余計ムシャクシャしてきた」
煙草を吸えなくなったことでイライラを増幅させた若菜は、弱気で大人しい店員をストレス発散の対象に黒い考えを思いつく。
「いーいこと思いついちゃった。みんな、もっともっと食べたいの頼んじゃいなよ」
「えっでも、みんな金そんなにないよ」
「大丈夫大丈夫、あたしが全部おごってあげるから」
「何処にそんな金……」
「臨時収入があったのよ、いいから頼めって」
若菜はボタンを押し、弱気な店員を呼びつけるとメニューの隅から隅まで指差し注文する。
とても学生が払いきれる金額ではないのに、余裕の表情を浮かべる若菜。
「あ、そうだ浩人、トイレ行くときさ、此処の使わないで。隣の百均に行ってこれ捨てといて」
若菜は万が一に備えて、煙草を吸った事実を証拠隠滅するよう浩人に、吸い殻と空ケースが入ったビニール袋を渡しておいた。
「あとついでに……買ってきて」
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「もう終わったことにクドく訊いてきたからよ、宮根って刑事が左遷された途端来なくなったが。関わりたくねぇよ」
「ふぅん。あたしは教師も刑事も偉そうで大っ嫌いだけどね。あー何か余計ムシャクシャしてきた」
煙草を吸えなくなったことでイライラを増幅させた若菜は、弱気で大人しい店員をストレス発散の対象に黒い考えを思いつく。
「いーいこと思いついちゃった。みんな、もっともっと食べたいの頼んじゃいなよ」
「えっでも、みんな金そんなにないよ」
「大丈夫大丈夫、あたしが全部おごってあげるから」
「何処にそんな金……」
「臨時収入があったのよ、いいから頼めって」
若菜はボタンを押し、弱気な店員を呼びつけるとメニューの隅から隅まで指差し注文する。
とても学生が払いきれる金額ではないのに、余裕の表情を浮かべる若菜。
「あ、そうだ浩人、トイレ行くときさ、此処の使わないで。隣の百均に行ってこれ捨てといて」
若菜は万が一に備えて、煙草を吸った事実を証拠隠滅するよう浩人に、吸い殻と空ケースが入ったビニール袋を渡しておいた。
「あとついでに……買ってきて」
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