高校四年生(ラジオドラマ化決定!)



「そろそろ行くか」


「おっ待ってくらはい……あーむ、んぐんぐんぐっぷはぁっ」


注文した料理をしっかり完食し、席を立つ前田と柿田。当然支払いは上司の前田持ち。


「御馳走様です」


「ちゃんと持ってるな」

「はい、ポケットにしっかり。上手くいきましたね」


一方、大量注文をしていた学生達はテーブルにぎっしり料理が並べられるが、いっこうに減っていない。


時々前田達の様子を伺っていたことは彼等も承知の上、敢えて流していた。


そして前田が支払いを済ませ、車に乗り込み発車した瞬間、若菜の計画が実行された。


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