君との出会い~奇跡がある限り~
『あ、ねえ。そういえばさ知ってる?急なんだけど二週間後にパルライトステージに、YUNYUNが来てライブひらくんだって!!』
「うそ、マジで!?絶対行きた〜い!こんなチャンスめったに無いョ♪」
YUNYUNとは、今人気のアイドル系歌手で、そのルックスと歌唱力から絶大な人気を得ていた。
そして私達もそんなYUNYUNに、魅了されファンの1人となっていた。
実際YUNYUNを知らない人なんて、この世にいないと思う。
バラエティー番組などにも出ていて、明るくて気さくな性格も人気の一つだ。
『やっぱり〜そういうと思った。』
そう言って、鞄をあさったかと思うと、中から2枚のチケットを出してみせた。
『ジャーンみてみて手に入れちゃったさ、YUNYUNのライブのチケット♪』
「きゃ〜!やっぱ持つべきものは友達だね!!」
『はっはっは〜この亜美様に感謝しないさい!!』
「はーい。ありがとうございます亜美様♪」
ふざけあっていたら、思い出したように亜美が急に真剣に話し出した。