君との出会い~奇跡がある限り~
葬式 side慶介
今日俺の妹の肉体は、もう魂が宿ることが出来ないようにされてしまう………
俺はもう、自分がどうすれば良いのかわからなくなっていた。
何をすれば良いのかも………
俺には好きな人がいる。
亜美の友達の麗羅ちゃん。
でも、その思いも今日まで……
俺はこの気持ちを封印することにした。
妹が亡くなったのは13歳という若さだ。
女の子だし、恋愛などは、特にしたかったに違いない。
妹がもう恋愛などしたいことができないのなら、俺も同じ痛みを背負ってみようと思ったからだ。