誰も知らない恋〜先生への想い〜
キンコンカンコーン…
『ありがとうございましたー』
挨拶が終わったということは、授業も終わったということ。
あたしは一気に脱力して、ドサッと椅子に据わりこんだ。
「終わったー…」
「お、明」
横を見ると、友達の博恵(ひろえ)がそばに寄ってくる。
「うわッ、さっきのプリントまだやってたの?」
寄ってくるなり、手に持っていたプリントの事を突っ込んでくる。
あまりにもプリントをじっと見つめるから、裏返して机に置いた。
「わかんないものはわかんないのー…」