どうしょうもねぇくれぇ、好き。





その後、ちゃんと瑞季が食べたいって言った店に行って俺はオムライスを食った。



瑞季はお昼にスコーンとか頼んで食ってた。


それで足りんのか、とか思ったけど口を挟んだら何か言われそうだから黙っておいた。



なんか、今日はすげぇ凶暴的だしな。




そんで食い終わってコーヒーカップに乗りに行った。




それが混んでて二時間も並んだ。


他のにしよう。と瑞季を違う乗り物に誘ったけど


瑞季はコーヒーカップがどうしても乗りてぇらしく、そこを一向に離れようとはしなかった。



仕方なく俺もそこに並んで。




ダラダラと瑞季とたわいもねぇ会話をして順番が回ってくるまで待っていた。



そしたら




「あ、渉ー!久しぶりぃ!元気にしてたぁ?」




すげぇ懐かしい奴に逢った。




「おぉ、久しぶりだな。亜美(あみ)。」




右手を上げて亜美に挨拶をする。


すると、亜美がフフッと笑いながらこっちに近付いてきた。



"亜美"とは高校の時の同級生で、

男女関係なく皆でばか騒ぎしていた時のメンバーの中で一番仲が良かった女だ。





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