プ リ ン ス
でも何が言いたいか分かったような気がする。




「その学校は一応伝統のある学校なんだ。だから不良達を……羽藍の力で更正してほしい……。」


『私の力で?』


「お前は不良に負けない力がある。そして同性をも惚れさす美貌がある。」




美貌は関係ないと思うが……。




武術には長けているとは思う。




幼い頃から空手、柔道、剣道、合気道、弓道、薙刀といろいろやらされたから。




だから不良の遊びのような喧嘩には私は負けない自信がある。




「来週から半年……私立龍牙学園に通ってくれないか?」


『半年……。』


「更正が完了次第、聖リリィ女学院に戻ることを許可する……。」


『それは……命令ですか?』


「すまない……友人の頼みなんだ……。」


『……。』


私は静かに溜め息を零した。




きっと大事な友人なのだろう。
< 14 / 131 >

この作品をシェア

pagetop