プ リ ン ス
この方は私の母で全国トップの服飾デザイナーとジュエリーデサイナーである。イギリスと日本のハーフだ。


宮王 雪羽(クオウ ユキハ)41歳




母の髪は金髪にブルーの瞳。




私は母の血を色濃く受け継いだようだ。




「勝史から話は聞いた?」


『はい。』


「そう……半年間だけど、頑張ってね?」


『はい。』


母は優しく私に微笑むと、私の頬にキスを落とし、その場を去った。








自室に戻り、お風呂へ入りに行った。




メイド達に身体や髪を洗ってもらう。




「お嬢様、来週から留学するとお聞きました。
私応援しております。」


『ありがとう。頑張るよ。』


まぁ留学より大変だけど。




髪を乾かしてもらい、寝間着に着替えてから自室へ向かった。






「あ、羽藍帰ってたのか。」


声をかけられた方を向くと、執事と歩いてこっちに向かっているお兄様の姿が。


宮王 匠(クオウ タクミ)23歳




黒髪にブルーの瞳
185cmの長身




医者であるお兄様。
最初は兄が宮王財閥を継ぐはずだったのだけれど、突然医者を目指し始め、私がいつの間にか後継者になっていた。
< 16 / 131 >

この作品をシェア

pagetop