竜を狩る者
風を巻いて解き放たれる、ラムダの一矢!
その鋭い尖端は、ズメイの炎と毒のブレスをも突っ切って飛翔する!
同じ竜種の素材で出来た矢だ。
如何にズメイのブレスでも、止める事はできない。
むしろ毒と炎を帯びて威力を増しながら、矢はズメイの鱗を砕き、分厚い筋肉を貫き、深々と胴部、内臓にまで達する!
回転しながら体内を抉る矢。
その痛みにズメイが断末魔の雄叫びを上げる!
刹那、止まる時間。
フューリーも、ラムダも、ズメイさえも、時の流れに取り残されたかのように硬直する。
そして次の瞬間、ズメイの巨体は崩れるようにしてその場に沈んだ。
「や…」
頬を緩ませ、歓喜の声を上げようとするラムダに先んじて。
「やりやがったよ!こいつぅっ!」
フューリーが華奢なラムダに熱烈な抱擁をプレゼントした。
その鋭い尖端は、ズメイの炎と毒のブレスをも突っ切って飛翔する!
同じ竜種の素材で出来た矢だ。
如何にズメイのブレスでも、止める事はできない。
むしろ毒と炎を帯びて威力を増しながら、矢はズメイの鱗を砕き、分厚い筋肉を貫き、深々と胴部、内臓にまで達する!
回転しながら体内を抉る矢。
その痛みにズメイが断末魔の雄叫びを上げる!
刹那、止まる時間。
フューリーも、ラムダも、ズメイさえも、時の流れに取り残されたかのように硬直する。
そして次の瞬間、ズメイの巨体は崩れるようにしてその場に沈んだ。
「や…」
頬を緩ませ、歓喜の声を上げようとするラムダに先んじて。
「やりやがったよ!こいつぅっ!」
フューリーが華奢なラムダに熱烈な抱擁をプレゼントした。