藤井先輩と私。
二階へ上がると、先輩たちはすでに帰宅したようで人気がなかった。
うん。人いたら暴れられないからね。好都合だわ。
廊下をすすむと……いた。
携帯を持って眉間にしわを寄せてトイレの前を行ったり来たりしながら歩いてるアホ太を発見。
私が近づいても気づかないなんて…どんだけなのよ。
「おい、コラ藤井」
もう、私にこんな乱暴な言葉つかわせるなんて。
キャラじゃないんだからね!
元々はおしとやかなお姉さんキャラなのに。
「あっ!ユカ…」
「呼び捨てにするな」
「ユカさん」
「よろしい」
私は腰に手をあてて藤井をギッと睨み上げた。
先輩を呼び捨てにして、自分にさん付けさせる。
本当は逆なんだろうけど、この人に対しては全く尊敬の念を抱いてはないからそれでいい。
「藤井、あんた何してんの?ここで」
「えっと…その…あの…」
「しゃきっとしろ!」
「はい!」
勢いよくきをつけをするから、吹き出しそうになった。
「校舎裏いかないの?」
藤井はなんでそれを知ってるのかって顔してる。
「陽依待ってるわよ。行きなさいよ」
うん。人いたら暴れられないからね。好都合だわ。
廊下をすすむと……いた。
携帯を持って眉間にしわを寄せてトイレの前を行ったり来たりしながら歩いてるアホ太を発見。
私が近づいても気づかないなんて…どんだけなのよ。
「おい、コラ藤井」
もう、私にこんな乱暴な言葉つかわせるなんて。
キャラじゃないんだからね!
元々はおしとやかなお姉さんキャラなのに。
「あっ!ユカ…」
「呼び捨てにするな」
「ユカさん」
「よろしい」
私は腰に手をあてて藤井をギッと睨み上げた。
先輩を呼び捨てにして、自分にさん付けさせる。
本当は逆なんだろうけど、この人に対しては全く尊敬の念を抱いてはないからそれでいい。
「藤井、あんた何してんの?ここで」
「えっと…その…あの…」
「しゃきっとしろ!」
「はい!」
勢いよくきをつけをするから、吹き出しそうになった。
「校舎裏いかないの?」
藤井はなんでそれを知ってるのかって顔してる。
「陽依待ってるわよ。行きなさいよ」