永遠の華〜last eternal〜
「だから大人しく悟に迎え来てもらえば良かったじゃねーか」
そう言って腕を引っ張られる形で歩き出した。
ビックリして腕を振り払おうとしたが、掴む力が強くて適わなかった。
『ちょっ……!』
「黙ってついて来い」
その声にグ…と口をつぐむ。
これ以上物を言わせないと思わせる声色に、私は身を縮こまらせた。
……沈黙が痛い!
ただ黙って歩く香の後ろ姿を見つめながら、私は思った。
怒ってるの……?
ど、どうしよう!
そりゃそうだ。
時間には遅れるし、泣いて抱きついちゃったし。
怒るに決まってるよね……!?