永遠の華〜last eternal〜


「……何しに来た」






玲の一言から、ゆかりと玲の言い合いが始まった。




こいつらは会うたびに、こうだ。






玲のヤツ相手に勝てる訳がねぇんだから、止めておけばいいものを。







引きつった顔をしながらも、それでも言い返すゆかりに俺はまたため息をつく。






それからゆかりを宥めるように席に座らせる。



相変わらず、ゆかりの好きなクランベリーの飲み物を出して。






「…………」






そしてやっと仕事に戻る悟たちの姿を見て、俺も静かにその場を離れた。






最後に、ゆかりの後ろ姿を見ながら。
< 162 / 170 >

この作品をシェア

pagetop