永遠の華〜last eternal〜
「お前、見た目だけは悪くないんだがな。
喋るとバカ丸出しの墓穴掘るから止めとけ。
そして、諦めろ」
コイツは兄貴同様、顔立ちは綺麗だ。
太りすぎず痩せすぎないスタイルに、
とても17歳とは思えない端正な顔。
黙ってても男が勝手に寄ってくる。
だが、コイツは自分でも認めないほどの正真正銘の「天然」だ。
時折出る言葉は、たまに意味を成さない。
そこもまた、男を魅了する一つなのか……?
視線を向けると顔を赤くさせ怒るゆかりの姿に、
クク…と俺は思わず笑みを浮かべる。
すると、突然携帯のメロディーが鳴り出した。
俺や悟のものではない。
ゆかりが慌ててバックから携帯を取り出し、電話に出た。
……誰だ、こんな時間に。