永遠の華〜last eternal〜
明らかに不機嫌な顔をしていた俺をよそに、ゆかりの張り上げた声が響いた。
驚いて俯くゆかりを見れば、今度は表情がハッとしたのが窺えた。
よりイラついた俺は、ゆかりから携帯を取り上げ電話に出る。
「今さら電話してきて何だよ、月城」
関係ねぇだろ。
……ゆかりに関わるんじゃねぇ。
そんな事を声を出して言えるはずもなく。
明らかに不機嫌な声になる月城に、
俺はあえて意味深な言葉を残し、電話を切ってやった。
困惑な表情を浮かべるゆかりに対して、俺は口を開いた。
きっと怒りに任せた顔をしているに違いない。
俯くゆかりと、俺に何か言ってきたが今は関係ねぇ。
分かってんのか?
どんな経緯があったにしろ、
お前は自らあいつを手放したんだ。