永遠の華〜last eternal〜
いまさらだけど、茉莉たちは香と面識がある。
…まぁ、昔からの付き合いだからね。
兄さんがいた時は、一緒に遊んだことがあるし、みんなで家で騒ぐなんてしょっちゅうだった。
そりゃもう何度も。
「えーと、俺のこと忘れてねぇ?」
勝手に話しを進めていく香たちに、
今まで黙って見ていた颯人が口を開いた、
「ゆかりの保護者よ」
「かっこいいでしょー?」
「保護者?お兄さんか何か?」
……決して違う。
こんな兄は嫌だ!
『違う。颯人、この人は私の兄の代わりをしてくれてる保護者よ』
ちなみに監視役のね。
……そりゃもう、凄腕のエキスパート。
心の中で皮肉を言ってみた。
保護者なんて、とんでもない……!