それでも君が。
「誓え。蒼汰君と別れるってよ」
と、少女A。
「ハッキリ言って目障りなの。あんたなんか、幼なじみってだけで、当たり前のように蒼汰君の傍にいてさ」
とは、少女B。
「てか、知らないみたいだから教えるけど。夏休み、あんたは蒼汰君と会えなかったみたいだけど。由良、何回も蒼汰君と遊んだって言ってたよ」
少女Cの言葉には、さすがに閉口するしかなかった。
──蒼君。
嘘だよね……?
私には忙しいとしか言わなかったのに……
秋山先輩と会う時間はあったの?
「誓えよ。もう蒼汰君の周りうろつきませんって、誓え」
「いや! 絶対いやです!」
「ああ!? 殺すぞ」
少女Aは、ついにキレたらしい。