それでも君が。
でも、気になるのは一つだけだった。
──付き合ってるのかな……?
だとしたら、寂しいような気もするけど、でも嬉しさが上回る。
だって──
澪ちゃんの想いがかなったってことだもん……!
今度は急激にワクワクしてくる。
私は向こうからは死角になる壁へと移動し、そこから顔だけを覗かせた。
覗きは趣味悪いんだけど……
気になってしまう。
澪ちゃんは泣き止んだようで、照れたように笑った。
その表情は、恋する女の子という感じで、これ以上なく愛らしい。