オトナな初恋
『桜井さん、待って!』
雄太君を抱っこしたまま、私を追い掛けて来た木下常務。
『拓海なら、会いに行ってもいないよ。
関口君と一緒に帰ってたから。どこかへご飯食べに行ったんだと思う。』
関口主任と?だったら…
「教えて下さってありがとうございます。私もそこへ向かいます。」
2人が行くところ。きっと多田さんのお店だ。
『どこに行ってるのかわかるの?
だったら、僕と雄太も一緒に行こう。』
「え!?」
『とにかく、お礼がしたいんだ。』
そうは言っても、多田さんのお店は居酒屋で、雄太君が好むような食べ物があるとは、思えない。
「あの…居酒屋で、雄太君が食べられるもの無いと思いますので…
近くのファミレス辺りに行きましょう。」
『ありがとう。それじゃあそこに止まってるタクシーで行こう。』
拓海さんの所へ行くのは、食べ終わってからにしよう。その頃には家に行けばきっと逢えるよね?
.
雄太君を抱っこしたまま、私を追い掛けて来た木下常務。
『拓海なら、会いに行ってもいないよ。
関口君と一緒に帰ってたから。どこかへご飯食べに行ったんだと思う。』
関口主任と?だったら…
「教えて下さってありがとうございます。私もそこへ向かいます。」
2人が行くところ。きっと多田さんのお店だ。
『どこに行ってるのかわかるの?
だったら、僕と雄太も一緒に行こう。』
「え!?」
『とにかく、お礼がしたいんだ。』
そうは言っても、多田さんのお店は居酒屋で、雄太君が好むような食べ物があるとは、思えない。
「あの…居酒屋で、雄太君が食べられるもの無いと思いますので…
近くのファミレス辺りに行きましょう。」
『ありがとう。それじゃあそこに止まってるタクシーで行こう。』
拓海さんの所へ行くのは、食べ終わってからにしよう。その頃には家に行けばきっと逢えるよね?
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