オトナな初恋
私を抱きあげてベッドへ下ろす。
ネクタイを緩めて私に馬乗りする。



『もう限界だったんだよ』



「んんっ…拓海さっ…んシャワー…」



『限界だっていったろ?焦らすなよ。』



「あ…んッ…」




いつの間にか服も、…下着も脱がされて。
拓海さんもいつの間にか脱いでいて。



私への愛撫は絶えることないのに、どうやって脱いだんだろう?

ひとつに繋がる前、快感の波が止まって、ぼんやりとそんな事を思った。













あれ?まだ?


いつまで経っても繋がらない体。


「どうしたの?」


『…アレ、持ってなかった。いつも家においてあるから』





アレ?……あっ!




ど、どうしよう…無くちゃ不安だよ…でも……



『くそっ…』



そういって私の上から避けようとした。




「ま、待って!!や、やめないで!そのままでいいから…大丈夫だから…途中でやめちゃ…やだ…」






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