オトナな初恋
うわっバスローブの下何も履いてない!!


直視してしまい、慌てて目を逸らす。



拓海さんは気にもせずそのままシャワーを浴び始めた。




私は部屋に戻り、また窓辺に立って景色を眺めていた。





「明日が休みだったら良かったのに…」




『本当だな。』




後ろから声がして振り返るともうシャワーを浴び終えた拓海さんがいた。




「早いね…拓海さんは寒くない?風邪移ったりしてないといいんだけど…」




『大丈夫だよ。亜希こそそんな恰好でそこにいたら熱出るぞ。真上にエアコンついてるから。』





そういって引っ張られ抱きしめられる。目の前にはバスローブからはだけた胸元。





私も拓海さんにキスマークをつけたくなって、胸にキスをした。




『亜希、何してるの?』



口を放して胸元を見て見るけれど跡がついていない。



「キスマーク…私の体中ついてたから、私もって思ったんだけど、難しいね。」








『ははっ。もっと強く吸わなきゃつかないよ。』




言われてもう一回やってみる。








「あ!ついたッ!ちょっと薄いけど…ほら見て?
拓海さん?」




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