オトナな初恋
食べ終えて、片付けをしていると奈緒から電話が来て、会って話をすることになった。
「来たばかりなのにごめんね。奈緒の事気になるから。」
『いいよ。今回協力してもらったわけだし。帰り気をつけろよ。』
拓海さんのさっきの反応も気にはなるんだけど、まずは奈緒が先だよね。
向かった先は私と奈緒の家の中間くらいにある喫茶店だった。
『突然呼び出してごめんね。…お兄さんはもう帰ったの?』
「うん。お昼すぎに帰ったよ。どうしたの?」
『うん…実はさ…』
頼んだコーヒーを見つめて黙り込む奈緒。
「…深刻な話?」
『ううん。何ていうか…呆れないで聞いてくれる?』
前置きをしてから話し始めた奈緒。
『彼氏と別れたばかりだし、当分恋愛はいらないって思ってたんだけどね?』
「…?うん。」
『その…何ていうかね…
…昨日会ってから気になって仕方がないの…
お兄さんの事…』
.
「来たばかりなのにごめんね。奈緒の事気になるから。」
『いいよ。今回協力してもらったわけだし。帰り気をつけろよ。』
拓海さんのさっきの反応も気にはなるんだけど、まずは奈緒が先だよね。
向かった先は私と奈緒の家の中間くらいにある喫茶店だった。
『突然呼び出してごめんね。…お兄さんはもう帰ったの?』
「うん。お昼すぎに帰ったよ。どうしたの?」
『うん…実はさ…』
頼んだコーヒーを見つめて黙り込む奈緒。
「…深刻な話?」
『ううん。何ていうか…呆れないで聞いてくれる?』
前置きをしてから話し始めた奈緒。
『彼氏と別れたばかりだし、当分恋愛はいらないって思ってたんだけどね?』
「…?うん。」
『その…何ていうかね…
…昨日会ってから気になって仕方がないの…
お兄さんの事…』
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