藍色の砂
[今夜、話がしたいです。]
ボクは賭けに出た。
キミがどちらを選ぶのか。
メールの返事はなかったけど、
何もアクションを
起こさないまま待つのは
苦痛だった。
ガキだと思われてもいい。
どうすることも出来ない
ボクなりの意思表示なんだ。
ボクにだって感情はある。
今は必死に抑えてるし、
抱えきれない不安を抱いてる。
答えのない問いを繰り返して
キミの連絡を待つんだ。
『昊?終わったよ?』
ふいに声をかけられ顔を上げた。
心配そうに村上が顔を覗き込む。
ガランとした塾の教室。
『あ、あぁ。帰ろう。』
慌てて席を立ちカバンを持つ。