藍色の砂



雨のせいか、
少し寒気を覚えた。



膝の上の拳を握りしめる。



『ごめん……私は…陽を失いたくない。』



目を閉じた。
瞼の裏で蘇る二人の約束。



『最低だよね…こんな形で気付くなんて』



ボクは



もう、



いらないの








『今日…私も病院行った。』



ねぇ、



ちょっと待って…?



なんのことだかわかんないよ。










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